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プレミアリーグでの再起を誓う吉田 「アジアカップに満足はしていないが…」

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 アジアカップを終えてチームに合流したサウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、チーム復帰後の初戦となる1日のプレミアリーグ第23節スウォンジー・シティ戦を前に、クラブ公式のYouTubeチャンネルによるインタビューに答えた。

 日本代表が大会終盤まで勝ち残ることになれば今週末の試合までは欠場すると見込まれていたが、アギーレジャパンは準々決勝でまさかの早期敗退。予定より早く各チームに戻った欧州組の選手たちは、すでに続々とリーグ戦出場を果たしている。吉田も気持ちを切り替え、スウォンジー戦から再スタートを切りたいところだ。

「もちろん、大会の結果に満足はしていませんが、ここに戻ってきたことはうれしく思っています。これ以上セインツの試合を欠場しなくて済むのはポジティブなことですね。PK戦は毎回難しいものです。大会を通して1失点しかせず、UAE戦ではシュート数が35対3でしたが…サッカーではそういうこともあります」

「とても受け入れにくい結果ですが、進んでいくしかありません。コンフェデレーションズカップにも出場できなくなりましたが、ワールドカップ予選も始まりますし、顔を上げて前進していくしかないですね」

 吉田がチームを離れている間、サウサンプトンはマンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルに連勝。プレミアリーグで3位に再浮上を果たしている。

「少し羨ましいという思いもありました。マンチェスター・ユナイテッドにもニューカッスルにもアウェーで勝ちましたからね。ニューカッスル戦は全部見ましたが、チームはすごく良いプレーをしていました。僕もこれからチームに貢献したいですね」

「年末には続けて試合に出場して、ゴールも決めることができて、良い時期でした。アジアカップのために離れなければならないのは少し残念でしたね。今はスウォンジー戦に集中しています」

 吉田はチームを離れる直前の1月2日にサウサンプトンとの契約を2018年まで延長。「ノーと言う理由はありませんでした。イングランドで、プレミアリーグでプレーするのは夢でしたので」と新たな契約のサインを喜んでいる。

 好調なチームでのポジション争いは今後も簡単なものではないだろうが、吉田はチーム内での競争を歓迎し、「チームメートから学んで成長することができる」とポジティブに捉えている。アジアカップでの悔しさをバネに、プレミアリーグでさらに成長した姿を見せられるだろうか。

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