マンチェスター・ユナイテッドは6日、クラブの公式ウェブサイトで、DFジョニー・エバンズがイングランドサッカー協会(FA)からの処分に対し、異議を申し立てたと明らかにした。

　エバンズは4日のプレミアリーグ第28節ニューカッスル戦で、相手FWパピス・シセに唾を吐いたとして、5日にFAから処分が科されていた。

　だが、エバンズはFAの発表前に次のように唾を吐いてはいないと主張している。

「まったく身に覚えがない。唾を吐いたとされて、非常に驚いている。僕は誰に対しても唾を吐くようなタイプではないし、実際にしたこともなければ、これからもしない」

　ルイス・ファン・ハール監督も、次のようにエバンズを擁護していた。

「ピッチに向けて唾を吐くとき、それは人間にとって自然なことで、(シセに対して唾を吐くことが)彼の意図ではなかった。エバンズがそのようなことをするとは想像できない。私は彼を信じる」

　エバンズは6日にFAのヒアリングを受け、7日に結果が発表される予定。一方、シセは自らの行為を謝罪しており、処分を受け入れることを明らかにしている。シセは7試合の出場停止になるとみられている。

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