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[CL]退場の瞬間を振り返るイブラ 「チェルシーの選手は赤ん坊のようだった」

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 勝てば官軍? 肉を切らせて骨を断つ? 退場になりながらチャンピオンズリーグ(CL)8強をつかんだパリSGのスターFWズラタン・イブラヒモビッチは、対戦したチェルシーの選手たちに「11人の赤ん坊」と“口撃”した。

 イブラヒモビッチの決勝トーナメントセカンドレグは、突然暗転した。31分のチェルシーMFオスカルとの接触プレーで、一発レッドをくらったのだ。

 イブラヒモビッチはロッカールームへ消えたが、1人少なくなったPSGは先制されながらも延長戦の末に2-2で引き分けた。アウェーゴール差で、昨季に大会から追い出されたチェルシーにリベンジを果たした。

 120分の間に状況が一変したイブラヒモビッチが、余裕で退場の場面を振り返る。

「レッドカードを見たときのオレは、『自分が何をしているのか分からない男』か、『ほかの何かを見ている男』のような状態だった」

 相手の反応が、イブラヒモビッチには「ウザかった」ようだ。

「レッドカードを受けたときに最悪だったのは、チェルシーの全選手がオレの周りに来たことだ。11人の赤ん坊がいるように感じた。さらについてくるから出て行ったんだ」

「彼(オスカル)がプレーの後に演技をしたのか、オレがぶつかってしまったのかは分からない。どうでもいいことだ。オレたちは勝ち進んだのだから、何が起こるかはこれから分かる」

 ビッグイヤーにまた一歩近づいたイブラヒモビッチは、さらにプレーもトークも滑らかになっていくに違いない。


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