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デル・ボスケ、W杯で大敗のオランダと再戦にも「リベンジではない」

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 スペイン代表は31日、オランダ代表との親善試合に臨む。昨年のブラジル・ワールドカップ(W杯)で1-5とまさかの大敗を喫した相手との再戦だが、リベンジは意識していないとビセンテ・デル・ボスケ監督は強調している。

 前回王者としてブラジルW杯に臨んだスペインは、初戦のオランダ戦に衝撃的な大敗。そのまま調子を取り戻すことができず、グループステージ敗退で大会を去ることになった。

 一つの時代の終わりを告げる試合となったW杯初戦の相手と再び激突するが、デル・ボスケ監督は試合前日の会見で次のように話している。スペイン複数メディアが伝えた。

「オランダに対してリベンジをしたいと思っているわけではない。魅力的な試合ができると思うし、相手と同じレベルで戦えることを願っている」

 EURO2016予選では2戦目でスロバキアに敗戦を喫したスペインだが、現在の状態はそれほど悪いものではないと指揮官は主張する。

「オランダは過去2回のW杯で表彰台に上った。過去数年に世界のサッカー界を支配していたスペインは、ここ数カ月で落ち込んだように見える。だがそのスランプの間に我々は(EURO予選で)14ゴールを奪い、3失点しか喫していない」

「4つの大会の予選を戦って、31試合で28勝を収めている。引き分けは2つ、敗戦は1つだけだ。それほど悪くないと思う。我々は正しい方向に進んでいる」

 27日のウクライナ戦からはメンバーを入れ替えることを示唆している。

「全員にプレーしてほしいと思っている。明日は新しいチームを選んだ方がいいだろう」
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