beacon

柿谷は出番なしも18歳FWがハットトリック…バーゼルが一時中断あった一戦で5発快勝

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.12 スイス・スーパーリーグ第27節 バーゼル1-5チューリヒ]

 スイス・スーパーリーグは12日、各地で第27節を行った。FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルはホームでチューリヒと対戦し、5-1で勝利した。ベンチスタートとなった柿谷は出番なしに終わった。

 バーゼルは前半24分に先制点を挙げる。MFマティアス・デルガドの左CKをファーサイドに走り込んだFWシュケルツェン・ガシが倒れ込みながら左足で合わせ、先手を取った。バーゼルはさらに同38分、デルガドへの危険なスライディングでチューリヒのMFダビデ・キウミエントが一発退場となり、数的優位に立った。

 しかし、バーゼルも前半44分にガシが相手の顔を叩いてしまい、一発退場。10人対10人となってしまう。それでも前半終了間際のアディショナルタイム2分、MFルーカ・ズッフィの右CKをFWブレール・エンボロが右足シュート。これは相手GKに止められたが、こぼれ球にいち早く反応したエンボロが左足で押し込んだ。

 2点リードで迎えた後半2分、高い位置でボールを奪ったエンボロが相手DFと体を入れ替えてGKと1対1となると、右足シュートがGKの股下を抜けてゴールにおさまり、3-0とリードを広げる。同26分には失点を許し、直後にチューリヒサポーターが発煙筒をピッチ脇に投げ込み、主審が危険と判断して試合は一時中断。選手はドレッシングルームに引き上げた。

 約10分間後に試合は再開されると、バーゼルは後半33分、スルーパスに抜け出したエンボロが落ち着いて右足でゴールに流し込み、ハットトリック達成。さらにバーゼルは同44分にオウンゴールで加点し、5-1で快勝。3連勝で6試合負けなし(5勝1分)とした。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド

TOP