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[ゼビオFリーグ]ナオトのイベント後の試合に危機感? 府中FP皆本「最後まで残ってください!!」

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 ゼビオFリーグは5月2日、3日に2015/2016シーズンの開幕節を行う。9シーズン目の開幕に向けてリーグは、歌手のナオト・インティライミを招き、新シーズンのテーマ曲である『Brave』など、数曲を歌ってもらうなど、様々なイベントを用意している。

 これもあり、開幕節のチケットは好調な売れ行きを見せており、新規客層の動員が期待される。しかし、そんな状況にも危機感を募らせている男がいた。初日の第3試合に試合を行う府中アスレティックFCのFP皆本晃だ。この日は最初の試合が8連覇中の名古屋オーシャンズフウガドールすみだの一戦。その後、ヴォスクオーレ仙台ペスカドーラ町田の第2試合後、ナオト・インティライミのミニライブを行い、19時から府中と浜松の試合がキックオフとなる。

 開幕戦に向けた意気込みを聞かれた皆本は「僕たちは開幕日の最終試合ということで…名古屋さんの試合があったり、ナオトさんのライブがあったりということで、みなさんが『19時だし、帰ろうかな』というふうに思われないように、僕たちは頑張ろうと思っています」と宣言。そして「メディアのみなさんも『最後の試合は面白そうだぞ』と煽ってもらえたら嬉しいです」と、続けた。

 実際、皆本には面白い試合を見せる自信があるようだ。府中は今シーズン、日本代表FP渡邉知晃を筆頭に、大型補強を敢行した。少し弱気な一面を見せた皆本だが、「僕たちは攻撃的なディフェンスをテーマにやっています。開幕戦では、浜松さんにハーフウェーラインを越えさせないくらいの試合を見せたいと思っています」と宣言し、「なので、最後まで残ってください」と、頭を深々と下げていた。

(取材・文 河合拓)

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