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三田2ゴールのF東京が鳥栖に快勝

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[4.22 ナビスコ杯グループA第4節 F東京2-0鳥栖 味スタ]

 ナビスコ杯は22日、予選リーグ第4節を各地で行い、FC東京はホームでサガン鳥栖と対戦した。日本代表FW武藤嘉紀、DF森重真人をベンチ外にしたF東京は、MF三田啓貴が2点を挙げる活躍を見せて、2-0で勝利。3試合を消化して2勝1分で勝ち点を7に伸ばしている。

 序盤は劣勢を強いられたF東京だったが、前半18分にFW石川直宏のパスを受けた三田がPA外から思い切りよく左足を振り抜く。一瞬、対応の遅れた鳥栖の守備陣の間を抜けたボールは右ポストの内側を叩いてゴールに決まり、F東京が先制した。さらに同30分にも、丸山からロングボールを受けた林容平がGK林彰洋と1対1になってドリブルで仕掛けたが、ここは鳥栖のGK林彰洋が好対応してシュートを打たせなかった。

 このまま前半を1-0とリードして折り返したF東京は、後半12分に高い位置でDF太田宏介が相手からボールを奪いゴール前に低いボールを入れる。これをPA内の三田が合わせてゴールネットを揺らし、2-0と点差を広げた。その直後にもF東京は高い位置でボールを奪うと、林容平がシュートを放つ。これはクロスバーを叩き、得点を挙げられない。

 ボールを保持するF東京は、後半16分にも右サイドで高い位置まで入り込んだDF徳永悠平の折り返しから石川がゴールを狙ったが、今度は右ポストに嫌われて3点目を挙げられない。

 流れを変えたい鳥栖は後半21分、MF谷口博之とMF高橋義希を同時に投入する。F東京も24分に林容平を下げて、MF河野広貴を起用した。同27分には石川が負傷して担架でピッチを退き、FW前田遼一がピッチに入っている。同30分に鳥栖は最後の交代枠でMF福田晃斗をピッチに送り出した。F東京も同45分にMF橋本拳人を投入。

 終盤に鳥栖は谷口を前線に送ったが、チャンスらしいチャンスをつくれずに試合は終了。F東京が勝ち点3を挙げ、一方の鳥栖は前節の新潟戦に続き、2試合連続で黒星を喫している。

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