beacon

[EL]ナポリ会長が誤審に激怒、UEFA会長を攻撃 「プラティニは醜態をさらしている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ナポリは7日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグでドニプロと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。試合後、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は判定への怒りをあらわにし、UEFAのミシェル・プラティニ会長を攻撃している。

 後半の立ち上がりに先制点を奪ったナポリだが、追加点を挙げられずにいると、81分に同点ゴールを許してしまう。ドニプロのゴールは明らかなオフサイドだったが、得点が認められ、ナポリはアウェーゴールを献上する形となった。

 試合はそのまま1-1のドローで終了。ナポリにとっては手痛い引き分けとなった。デ・ラウレンティス会長は試合後、会見場で次のように怒りをあらわにしている。イタリアメディアが伝えた。

「今夜の審判は不適切だった。オフサイドだっただろう? 彼らはこの大会を重要なものにしたがっているのにね。重要なのはチャンピオンズリーグ(CL)に出られるからというだけでしかなく、それ以外には価値がないこの大会を、だ。我々がこの大会を戦うのは、CLに出られるからというだけでしかない。準決勝なら、一定の保証が必要だ。どうして試合を管理できない審判団を使う?」

「プラティニは醜態をさらしている。ニヨンの薄暗い小さな部屋で、彼は何を考えているのだろうか。おそらく彼はやめるべきだ。最初の方の試合でミスがあるのは、たとえあってはいけないにしても、理解ができる。だが、これだけ目に見えるミスがどうしてあり得るんだ? 我々は20~25分でうまくいかないと分かった。まるでマリオネットの茶番だ。チームに文句は言えない。我々の方が上回っていた。だが、ドニプロには6人の審判という味方がいたんだ」

 デ・ラウレンティス会長の怒りは止まらない。

「何を思えばいいというんだ? なにをやっているんだ? トロフィーはすでにセビージャのものだというのか? 彼らがスペイン勢を勝たせたいというなら、そう言ってくれよ。我々は脇によけるから。大会を運営する者や審判には、適切な競争力が必要だ。プラティニが君主として統治したいなら、ウェルカムさ! だが、君主としての知性をもってやるべきだ」

「どうして彼はこんな愚かな、軽率なことをするんだ。イタリアには600万人のナポリファンがいる。国外にも非常に多くのファンがいる。その全員を失望させたんだ。君(プラティニ会長)は今夜、小さな部屋で穏やかに眠れるか? 頼むよ。良くしようと祈ってくれ。礼儀正しく、紳士になってくれ。なんという醜態だ。君にどんな信頼性があるというんだ? チャオ、プラティニ。良い夢を」

「セカンドレグへのアプローチは変わるだろうが、大きく変わるわけではない。我々は勝ちにいかなければいけないんだ。彼らは0-0でも十分だが、それはリスクにもなる。だから、彼らも得点を挙げなければいけないはずだ。我々は勝利を目指す」

●EL14-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP