[5.14 ヨーロッパリーグ準決勝第2戦 ドニエプル1-0ナポリ]

　ヨーロッパリーグ(EL)は14日、準決勝第2戦を行った。ナポリ(イタリア)とドニエプル(ウクライナ)との一戦は、1-0でドニエプルが勝利し、2試合合計2-1で初の決勝進出を決めた。

　ホームでの第1戦を1-1で終えたナポリは積極的な入りを見せた。前半7分、FWギョクハン・インレルの絶妙なスルーパスからFWゴンサロ・イグアインが抜け出して右足シュートを放つもGKデニス・ボイコの好守に阻まれる。同28分にも左クロスからイグアインが頭で合わせたが、これもGKボイコに防がれ、先制のチャンスを逃した。

　一方、ドニエプルはナポリの猛攻を耐え凌ぐ時間が続いたが前半終盤から徐々に流れを引き寄せると後半13分に均衡を破る。左サイドから仕掛けたFWイェウヘン・コノプリャンカがクロスを上げると、DFミゲル・ブリトスに抑えられながらもFWイェウヘン・セレズニョフがヘッドで押し込んだ。

　後半アディショナルタイム2分には、浮き球パスに絶妙なタイミングで抜け出したFWマテウスがバックヘッドで合わせるもクロスバー直撃。追加点を挙げることはできなかったが、気迫のこもった守備で逃げ切り、1-0で勝利。2試合合計でも2-1としたドニエプルが歴史に残る決勝進出を果たした。

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