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独紙評価:「ファンはこの香川をずっと見たかったはず」 1ゴール2アシストで軒並み高評価

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 ドルトムントは23日、ブンデスリーガ最終節でブレーメンをホームに迎えて、3-2の勝利を飾った。1ゴール3アシストの活躍を見せたMF香川真司を、ドイツメディアは高く評価している。

 『ビルト』は香川のパフォーマンスを「2」と、高めに評価。今シーズン限りで引退するMFセバスティアン・ケールに対して特別に最高点を与えた同メディアでは、ヘンリク・ムヒタリャンの「1」に次いで、香川はチーム3位タイの評価だった。

 一方、ここ数週間厳しい評価も下していた『WAZ』は、香川に最高タイとなる 「1.5」をつけ、寸評では次のようにたたえている。

「2点リードとする“ダブルヒット”に大きく関与。先制点では非常に冷静にフィニッシュのタイミングを待ち(15分)、2点目の前には (ピエール・エメリク・)オーバメヤンと見事なワンツーを交わした(17分)」

「3-1とした場面では、ムヒタリャンに送ったパスで“スコアラーポイント”(ゴール&アシスト数)を1つ拾っている。この日、効率の “モンスター”だった彼は、81分の(ミロシュ・)ヨイッチとの交代時、特別な拍手を浴びた」

 『ルールナハリヒテン』では、「2」の評価で香川はベストタイに輝いている。 寸評では得点を挙げた場面の冷静さが強調された。

「焦らずに落ち着きを維持したことから、ゴールがシンプル、そしてインテリジェントに見えた。それにより、最近調子が良くなかった繊細な日本人が解放されたようだ(15分)。それからオーバメヤンとムヒタリャンのゴールも演出している」

『レヴィアシュポルト』は香川のプレーに「2-」(マイナス)と2位タイの採点をつけた。次のように記している。

「ドルトムントファンは、このような香川を今シーズンずっと見たかったんだろう。まず(イルカイ・)ギュンドアンからのアシストを受け、ペナルティーエ リア内からのシュートを冷静に決め(15分)、その後、2分も経たないうちにオーバメヤンとのワンツーから2-0を演出した(17分)。 3-1とした場面も、彼がムヒタリャンに送ったボールから決まっている(42分)」

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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