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デル・ピエロが引退へ、欧州からのオファー明かすも「指導者の道も」

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 元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ(40)が現役引退を示唆した。ミラノ市内で16日に行われた銀行のイベントに参加したデル・ピエロは「説得力のある新しいプロジェクトが見つからない場合は辞めることにするよ」と話したという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 1993年から2012年までユベントスで一時代を築いたデル・ピエロ。その後はオーストラリアへ渡ると、シドニーFCでプレー。2014年にはインドのデリー・ディナモスに所属していた。

 今後のキャリアについて、自身の希望に合ったクラブが見つからない場合は「辞めることになるだろうね」と話したデル・ピエロは「欧州の2つのクラブからオファーを受けていたが、私に合ったものではなかった」と明かした。

 現役引退が近づいてくるなかで、指導者への道も考えているようで「他にやりたいことがあったし、3年前だったら、すぐに断っていただろうね。でも今は指導者への道も考え始めたんだ。夏にはアメリカで子供たちのためのスクールを3つ開校する予定だよ」と話している。

 また同紙ではUEFAチャンピオンズリーグ決勝でバルセロナに敗れた古巣・ユベントスについても言及。「バルサとの決勝を見るためにベルリンへ行ったんだ。ピッチへ降りたかったね……。負けてしまったけれど今季は良いシーズンだった」と話すと「マッシミリアーノ・アッレグリは素晴らしい手腕をみせていたよ」と指揮官を称えた。

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