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大型補強が可能に…パリSGとマンCの制裁が解除

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 欧州サッカー連盟(UEFA)は3日、パリSGマンチェスター・シティに出していたファイナンシャルフェアプレー(FFP)違反による制裁を解除すると発表した。複数メディアが伝えている。これにより今夏から移籍市場で積極的な動きが可能となる。

 パリとシティには2014年5月にFFP違反でチャンピオンズリーグでの選手登録制限、移籍金の上限設定、年俸総額の増加を抑えること、さらに3年総額6000万ユーロ(約80億円)の罰金が言い渡されていた。1年間で制裁が解除されたことで、罰金も1/3となる見込みだ。

 ただ制裁が解除されたからといって、無制限の補強が許されたわけではない。今後もUEFAの監視下の下、終始目標などの条件を満たす必要がある。

 しかし『レキップ』によると、パリSGのアル・ハライフィ会長は「欧州サッカー界にとってとてもいいニュースだ」と喜び、「これからはクラブの成長を助けてくれる選手にお金を出す。我々の目標は明確だ。欧州の頂点を目指し、これまで以上に戦うことを誓うよ」と更なる戦力整備に意欲をみせた。

 またマンチェスター・シティも大型補強に乗り出す様相だ。第1ターゲットはリバプールのイングランド代表のFWラヒーム・スターリングとみられ、各ビッグクラブが注目するユベントスのMFポール・ポグバらの獲得にも参戦するとみられる。

●2015-16シーズン欧州移籍情報

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