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モウリーニョ、FFP違反への勝ち点減点処分を主張「シティはアンフェア」

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 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に違反したチームは勝ち点を減点されるべきだと改めて主張している。

 マンチェスター・シティパリSGなどは、クラブが補強に使える金額を制限するFFPに違反したとしてUEFAから罰金やチャンピオンズリーグでの登録選手制限の処分を科された。

 以前にもFFP違反に対する減点処分を主張していたモウリーニョ監督は、ポルトガルサッカー連盟の公式マガジンで再び同様の主張を繰り出している。

「マンチェスター・シティがFFP違反で罰金5000万ポンドを支払えば済むというのはアンフェアだと思う。FFPは遵守されるべきものだ。勝ち点の減点によって罰せられるべきだろう」

 クラブの収入に応じた補強を認めるFFPでは、多くのファンと収入源を持つクラブが優位となるが、チェルシーも賢明な対応をしているとモウリーニョ監督は主張した。

「FFPはレアル・マドリーやバルセロナ、バイエルンといったクラブに恩恵をもたらすものだ。すでに大きなファン層が存在し、スポンサーや商業面で大きな収入を得ることができるクラブだ」

「私は(FFPを)本当に良いものだと感じている。我々は改善すること、リソースをより有効に活用すること、自分たちの生み出すもので生きていくことを強いられる。より考えさせられるということだ。買うためには売らねばならない」

 今季の欧州の大会では上位進出を逃したが、プレミアリーグが最も見応えのあるリーグであることは変わらないと考えている。

「イングランドは今後も最もスペクタクルなリーグであり続けるだろう。確かにレアル・マドリーやバルセロナやバイエルンはいないが、リーグとしては最も見応えがある。魅力的な商品を売ることができており、たとえばサンダーランドやニューカッスルを大勢の人々が見ている」


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