アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、1年前の騒動を繰り返すことを避けたかったのかもしれない。アルゼンチン『Minutouno』は5日、メッシがコパ・アメリカの大会MVP受賞を拒否したと報じた。

　アルゼンチンは4日の決勝でPK戦の末に開催国チリに敗れた。だが、大会側はメッシをMVPに選出したようで、試合後に選手に決定を伝えたという。しかし、メッシはトロフィーを受け取ることを望まなかったそうだ。

『Minutouno』は、「プランB」を用意していなかった大会運営側がMVP授与を断念し、やむなくトロフィーをセレモニーのステージから持ち去ったと報じている。実際、トロフィーが外される様子が映像でインターネットに出回っている。

　メッシは昨年のブラジルW杯で、ドイツに決勝で敗れながらもMVPに選出され、このときはトロフィーを受け取っている。だが、メッシのMVP選出を疑問視する声も上がり、小さくない騒動となっていた。

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