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伊王者から独王者へ…バイエルンがチリ代表MFビダルを4年契約で獲得

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 バイエルンは28日、ユベントスからチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(28)を獲得したと発表した。背番号は23に決定。同日、メディカルチェックを通過。契約は2019年までの4年契約を結んでいる。

 母国チリでプロキャリアをスタートさせたビダルは、2007年にレバークーゼンに移籍。ユベントスには2011に加入した。イタリアでもすぐにレギュラーを獲得すると、リーグ4連覇に大きく貢献した。またチリ代表としても、先日まで行われていたコパ・アメリカでチリを初優勝に導いていた。現地メディアによると、移籍金は3500万ユーロ(約47億7500万円)、年俸は1000万ユーロ(約13億6500万円)と伝えられている。

 イタリア王者からドイツ王者へ。公式サイトにコメントしたビダルは「とても幸せだよ。僕のキャリアにおける新しい一歩だ。ここで自分の役割をしっかり果たせることを祈っている。チームを支え、タイトルを獲得したい。僕の夢は今、現実になり始めたところだ」と喜びを語る。

 目標については「選手としてまだ成長し続けたいし、チャンピオンズリーグのような大きな大会で優勝したい。僕にとってその目標を達成する可能性が最も高いのが、バイエルンに来ることだった。昨シーズンは3冠達成を成し遂げられなかったが、そんなに多くのミスをしたわけではなかった。バイエルンで今度こそ達成できることを祈っているよ。それが目標だ」と話している。

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