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プレミアリーグ、ベンテケのゴールに「オフサイドを取るべきだった」との見解示す

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 プレミアリーグは21日、先日のリバプール対ボーンマス戦で物議をかもした判定について、新解釈ではオフサイドにあたるとの見解を示して周知を図っている。

 問題の試合では、リバプールFWクリスティアン・ベンテケが26分にゴールを記録し、そのままリバプールが1-0で勝利。だがベンテケのゴールにつながったクロスに先に合わせようとしたMFコウチーニョはクロスが上がった時点でオフサイドポジションにおり、判定への疑問の声が上がっていた。

 コウチーニョはボールに触れなかったが、今年から適用された新解釈では、明らかにプレーに関与する意志を見せていたためオフサイドを取られるべきであると考えられる。ボーンマスのエディー・ハウ監督も「新しいルールでは明らかにオフサイドだ。GKは目の前の選手に影響を受けていたのだから」と不満を述べた。

 これに対しプレミアリーグは、「通常は審判の行った判定についてコメントしない」としながらも、「シーズン開幕直前に解釈の変更が行われたため、ファンやその他の関係者に周知するのが適当」だとして問題の場面についての見解を示している。

 GKは、オフサイドポジションにいるコウチーニョがボールに触るかどうかを見極めるためにその後のアクションを遅らせなければならなかったため、コウチーニョの動きは相手に影響したと解釈される。そのためオフサイドを取るのが妥当だということが示されている。

 試合結果に大きな影響を及ぼした判定自体が覆るわけではないが、今後は適切なジャッジが下されることが望まれるところだ。


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