2016シーズンから北米サッカーリーグ(NASL)へ参入するマイアミFCは31日、かつてミランなどでプレーしたDFアレッサンドロ・ネスタ氏が監督に就任したと発表した。同クラブはリカルド・シルバ氏とパウロ・マルディーニ氏がオーナーを務めている。

　マルディーニ氏は「アレッサンドロの加入が決まり、僕たちは興奮している。かつてはチームメイトとして、今では個人的に友人として付き合うなかで、僕は彼の能力を高く評価しているし、選手たちの力を引き出してくれると考えている」と語っている。

　また、ネスタ新監督は「キャリアの中でも刺激のある新たな章に突入したことを満足している。NASLでの優勝へ向けて、マイアミFCを率いるチャンスをもらえたことを嬉しく思っている」とコメントしている。

　元イタリア代表で39歳のネスタ氏は、モントリオール・インパクトに所属していた2013年11月7日に現役を引退するも、2014年11月にはマルコ・マテラッツィ氏が選手兼監督を務めるチェンナイインFC(インド)で現役復帰。その後に引退し、新たに監督業をマイアミでスタートさせることになった。