チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督と女性ドクターのエバ・カルネイロをめぐるトラブルが今後も続く可能性が浮上している。イギリス『インディペンデント』やスペイン『アス』が伝えた。

　モウリーニョ監督は、プレミアリーグ開幕戦のスウォンジー戦(2-2)以降、カルネイロとフィジオセラピストのジョン・ファーンをベンチ入りさせていない。ファウルを受けたMFエデン・アザールの治療のため2人がピッチに入ったことで、チェルシーのフィールドプレーヤーが一時9人となり、モウリーニョ監督が激怒したのが事の発端だ。

　この件に関しては、FIFAも動きを見せている。FIFAのメディカル委員会は9月11日の会議で、選手を最優先にするチームドクターを支持することを再確認するために、このケースについて話し合うことになる。

　しかし、カルネイロは依然として不満を抱えているのかもしれない。イギリスやスペインのメディアによると、クラブに対して訴えを起こすことを検討しているという。一定期間とされたものの、自身がベンチ入りできない状況に納得していないようだ。

　一時は収束したかに見えたチェルシーの“お家騒動”だが、どのような結末を迎えるのだろうか。

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