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モウリーニョ、自軍のメディカルスタッフに激怒 「衝動的でばか正直」

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 チェルシーは8日のプレミアリーグ開幕戦で、スウォンジー・シティと2-2で引き分けた。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、メディカルスタッフへの怒りを口にしている。

 前半に2-1と1点をリードしたチェルシーだが、53分にGKティボー・クルトワがFWバフェティンビ・ゴミスへのファウルで一発退場。さらにPKも献上し、これを決められて追いつかれる。10人となったチェルシーは、そのままドローでタイムアップの笛を迎えた。

 チェルシーは終盤、MFエデン・アザールがファウルを受け、メディカルスタッフが治療のためにピッチに入る。このため、アザールは一度ピッチを離れなければいけなくなり、チェルシーのフィールドプレーヤーが8人になった。このとき、怒りをあらわにしていたモウリーニョ監督は、メディカルスタッフの判断が気に入らなかったようだ。

 試合後、モウリーニョ監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で次のように述べている。

「メディカルスタッフに不満だった。たとえ用具係でも、ドクターでも、ベンチにいれば試合を理解しなければいけない。一人選手が少ないことを知らなければいけない。選手の治療でピッチに入るときは、その選手が深刻な問題を抱えていると確信していなければいけない。私は、エデンが深刻な問題ではなかったと確信していた」

「アザールは打撃を受けたが、とても、とても疲れていたんだ。だが、ウチのメディカルスタッフは衝動的かつばか正直にフィールドプレーヤーを8人にしたんだ。カウンターのときに心配だったよ。ウチは2人少ない状態だったのだからね」

 クルトワに対するレッドカードの判定についてコメントを避けたモウリーニョ監督は、次のように続けている。

「これほど長い時間を10人で戦うのは非常に難しい。前半のクオリティー、後半のスピリットには満足している。だから、我々は落ち着いているよ。結果には満足していないがね」

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