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シティ連敗…トッテナムがケインらの得点で4発逆転勝利

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[9.26 プレミアリーグ第7節 トッテナム4-1マンチェスター・C]

 プレミアリーグは26日、第7節を各地で行い、マンチェスター・シティは敵地でトッテナムと対戦した。MFケビン・デ・ブライネの公式戦3試合連続ゴールでシティが先制したが、トッテナムが前半終了間際に同点とすると、後半5分にDFトビー・アルデルワイレルトのヘッドで逆転。その後、3得点を加点し、トッテナムが4-1で勝利した。

 前節ウエスト・ハム戦で今季初黒星を喫したシティは、GKウィルフレード・カバジェロが初先発。中盤の底にMFフェルナンドとMFフェルナンジーニョが入り、トップ下にMFヤヤ・トゥレが入った。また、トッテナムはMFクリスティアン・エリクセンが先発に復帰し、前節クリスタル・パレス戦でプレミア初ゴールを挙げたMFソン・フンミンも3試合連続で先発した。

 シティは前半6分、バックパスをダイレクトで前線に蹴り出そうとしたGKウーゴ・ロリスのキックミスがMFラヒーム・スターリングへつながり、シュートまで持ち込むも右足シュートはゴール上に外れる。それでも同25分、カウンターからトゥレのスルーパスに反応したデ・ブルイネが右足で流し込み、先制に成功した。

 反撃に出るトッテナムは前半32分、DFニコラス・オタメンディのクリアミスをFWハリー・ケインが拾ってシュートまで持ち込むも枠を捉え切れない。そのまま前半は終了かと思われたが同45分、右サイドを抜け出したDFカイル・ウォーカーのクロスにソン・フンミンが合わせる。これはGKカバジェロに弾かれたが、デ・ブルイネの軽率なクリアボールがDFエリック・ダイアーの足もとに入り、右足で同点のゴールネットを揺らした。

 前半終盤に追いついたトッテナムは後半5分、右サイドでケインが倒されてFKを獲得する。これをMFエリク・ラメラが蹴り、ニアに飛び込んだアルデルワイレルトがヘディングで合わせて、逆転。同16分には、エリクセンのFKはクロスバーを叩いたが、跳ね返りをケインが右足で押し込み、3-1とリードを広げた。

 足を引きずっていたトゥレが途中交代したシティは後半24分、代わって入ったMFヘスス・ナバスがPA右から右足シュートもGKロリスに弾き出される。同25分にはナバスのクロスからフェルナンドが右足シュート。これはDFのブロックに阻まれ、こぼれ球をスターリングが右足で狙うも左に外れた。

 ダメ押しを狙うトッテナムは後半28分にソン・フンミンがゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定。同35分には、MFクリントン・エンジーが中央に入れたボールをフリーで受けたラメラがDFマルティン・デミチェリスと体を入れ替えて、GKカバジェロもかわして左足で押し込み、4-1と試合を決めた。

 強豪シティに快勝したトッテナムはこれで3連勝。6試合負けなし(3勝3分)とした。一方でシティはリーグ戦2連敗を喫し、30日のUEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節ボルシアMG戦に不安を残す結果となった。

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