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クロップ、バイエルンとの接触はなかったと断言 「話をしたのはリバプールだけ」

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 リバプールユルゲン・クロップ新監督は、バイエルンの次期監督就任が既定路線だったという憶測を否定し、監督就任に向けて実際に接触を持ったクラブはリバプールだけだったと主張した。

 ドルトムントを7年間率い、ブンデスリーガ優勝2回などの実績を残して昨シーズン終了後に退任したクロップ監督。当面は休養を取るという姿勢を見せていたが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の契約が満了する来夏にバイエルン新監督に就任する可能性が高いのではないかとの見方もあった。

 だが、ブレンダン・ロジャース前監督を解任したリバプールの誘いを受けて3年契約を交わしたクロップ監督は9日に就任会見に臨んだ。「私は”ノーマル・ワン”だ」などと早くも「クロップ節」を満載した英語での会見を終えた後、同監督がさらにドイツ語で話したとしてイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。バイエルン監督就任の噂については次のように述べた。

「いや、実際のところそういう話は何も知らないし、私にとって意味のないことだよ。私は一定のキャリアプランを描いたこともないし、バイエルン・ミュンヘンと話はしていないと断言できる。グアルディオラがあと10年間バイエルンにい続けることも願っているよ」

「たくさんのクラブで指揮を執りたいとは思っていなかった。もちろん具体的なオファーは複数あったが、実際に話をしたクラブはリバプールだけだ」

 クロップ監督を知る多くの選手や関係者らがリバプールでの成功を予想する中で、元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏は言葉の壁が問題となる可能性を指摘していた。だがクロップ監督に不安はないようだ。

「外国人選手も大勢いるし、彼らとの間で何も問題はないだろう。おそらく私の英語のひどさは彼らと同じくらいだろうから、より容易に理解してもらえるだろうね」

「私はネイティブスピーカーではないので、とりとめもない話をし始めようとはしないだろう。理解してもらうために努力が必要だからね。流暢に言葉を話せることは重要ではないよ。正しいときに正しい言葉を言うことが大事なんだ」

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