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白星を取り戻したいバルセロナ 「ラージョは簡単にボールを持たせてはくれない」とL・エンリケ

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 バルセロナは17日、リーガエスパニョーラ第8節のホームでのラージョ戦に臨む。ルイス・エンリケ監督が試合前日の会見でチーム状態や試合の見通しについて語った。スペイン複数メディアが伝えている。

 中断前のセビージャ戦に敗れて今季2敗目を喫し、4位に順位を落としているバルセロナ。依然としてFWリオネル・メッシを欠いての試合となるが、その他の負傷者の状況について指揮官は次のように述べた。

「(トーマス・)ベルメーレンとアドリアーノは出場できる状態だ。(アンドレス・)イニエスタは回復の最終段階に入っており、ラフィーニャもその段階を始めている」

「代表選手たちも非常に良い状態だ。我々はそういうことに慣れているし、何も新しいことを準備できるわけではない。理想的な状況というものは存在しないので、状況にそのまま対処しなければならない」

 昨シーズンのホームでは6-1で大勝したラージョが相手だが、決して楽な試合だとは限らないと主張した。

「去年の対戦に出場した2人(シャビとイニエスタ)がどちらもいないのは明らかだ。ポゼッションの面で同じことを要求できるわけではない。ラージョが今回も我々を苦しめてくることは確かだと思っている。簡単にボールを持てることはないだろう」

 1月にはFIFAからの補強禁止処分が明けるバルセロナだが、負債が膨らんでおり補強できる状況にはないとも報じられた。

「補強できるのかできないのかについて、私は誰からも何も聞いていない。公表するようなことでもない。夏以来ずっと解決策を求めて取り組んでいるが、何も明かすつもりはないよ」

 レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督は、選手間に不和があるなどと騒ぎ立てるメディアへの不快感を表していたが、L・エンリケ監督の状況は異なっているようだ。

「私はバルセロナのメディアに非常に満足しているよ。作り話が生み出されるのはマドリッドだけでのことだろう?」

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