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シティはノリッジに苦戦もオタメンディの移籍後初ゴールなどで競り勝ち首位キープ

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[10.31 プレミアリーグ第11節 マンチェスター・C 2-1 ノリッジ]

 プレミアリーグは31日、第11節を各地で行った。マンチェスター・シティはホームでノリッジと対戦し、2-1で勝利した。

 シティはキャピタル・ワン杯4回戦で1ゴール2アシストと活躍した19歳FWケレチ・イヘアナチョを先発起用。MFラヒーム・スターリングがベンチスタートとなった。立ち上がりから攻め込んだシティは前半10分、MFフェルナンジーニョの縦パスを受けたFWウィルフリード・ボニーが相手DFに囲まれながらもシュートに持ち込んだが、GKジョン・ルーディに弾き出された。

 ノリッジも前半14分にチャンスが訪れる。CKの流れから左でフリーでパスを受けたMFアレクサンデル・テッティが上げたクロスをファーサイドのDFセバスティアン・バソンがGKジョー・ハートと競り合いながらヘッドで合わせるもわずかに枠を外れた。

 ピンチを逃れたシティは前半21分、高い位置でボールを奪い、イヘアナチョからパスを受けたボニーが相手をかわしてPA手前から右足シュートもゴール右に外れる。ノリッジもカウンターで対抗する。同28分、左サイドのMFロビー・ブレイディのスルーパスからMFマシュー・ジャービスが右足ダイレクトで狙うもGKハートに阻まれた。

 前半苦戦を強いられたシティは後半12分に先制点を挙げる。MFケビン・デ・ブライネの右CKからDFニコラス・オタメンディが力強いヘッドを叩き込んだ。同26分にもデ・ブルイネからパスを受けたMFヤヤ・トゥレの右クロスをボニーが倒れ込みながらヘッドもわずかに右に外れ、追加点とはならなかった。

 試合は1-0で推移したが、まさかのミスからシティは同点に追いつかれてしまう。後半38分、テッティの右クロスをバックステップしながらGKハートが止めたが、キャッチし切れずにこぼしてしまうと、詰めていたFWキャメロン・ジェロームに押し込まれ、試合は振り出しに戻った。

 それでもシティは後半42分、途中出場スターリングの右足シュートをDFラッセル・マーティンが腕で止め、PKを獲得。マーティンは一発レッドとなった。これをトゥレが冷静に決めて、2-1と勝ち越しに成功した。アディショナルタイム7分にも、スターリングが倒されてPKを獲得したが、DFアレクサンダル・コラロフが蹴ったボールはゴール右へ外れ、ダメ押しとはならなかった。それでも2-1で勝利したシティが勝ち点3を積み上げ、首位をキープした。

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