beacon

苛立ち収まらぬモウリーニョ 記者を相手に発火寸前

このエントリーをはてなブックマークに追加

 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、発火寸前だ。敗戦後の会見でも、記者との間に火花が散っている。

 チェルシーはプレミアリーグ第11節で、ホームのリバプール戦を落とした。1度は追いつきながら、前半のうちに追いつかれ、後半に2点を奪われ勝ち点3を献上した。

「質問を受けるよりも、聞きたいことがある。我々の手中にはないものがある」。そう会見で切り出したモウリーニョ監督は、審判にまずかみついた。

 リバプールの前半の同点ゴールは、47分を30秒以上過ぎてから生まれた。その前に示されたアディショナルタイムの目安は2分だった。

「アディショナルタイムは2分間だったが、我々は(アディショナルタイムの)2分35秒に失点した」

 試合では、選手たちへの敬意が欠けていたと訴えた。どの点についてかと問われると、こう返した。

「あなた方は知的な方々だ。書きたいことがあれば、書くことができる」

「次の会見では、良い眼鏡をお持ちしよう。試合に対して、もっと良い見方ができるかもしれない」

 煮え湯の中にいる指揮官は、「解任だ(fired)」と言われてしまうのか。だが本人は、まだ勝負は終わっていないと主張する。

「まずは家に帰って、悲しんでいる家族を目にすることになる。ラグビー(ワールドカップ決勝)を見て、この件から自分を少し切り離す」

「それから明日の午前の練習と、水曜の試合(チャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦)の準備を始める」

 その4日のホームでのキエフ戦の後は、7日にプレミアリーグ第12節のアウェーでのストーク・シティ戦に臨む。

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP