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現役引退のラウル「幸せだけど、悲しくもある」、チームメイト「真のプロだった」

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 ニューヨーク・コスモスは15日、NASL(北米サッカーリーグ:アメリカ2部相当)のチャンピオンシップでオタワ・フューリーと対戦すると、3-2で勝利した。NYコスモスに所属する元スペイン代表FWラウル・ゴンサレス(38)と元同代表MFマルコス・セナ(39)にとっての現役最後の一戦に華を添えた。

 試合後、クラブの公式サイトが選手のコメントを伝えている。キャリア通算22のタイトルを手にしたラウルは「キャリア最後の試合を終えた。今はとても幸せな気分だよ」と心のうちを明かした。

「僕がやり遂げてきた全てのことを誇りに思っている。素晴らしい1年を過ごすことができて、クラブやチームメイト、ファンに感謝しているよ。僕はこれから別のプロジェクトで新たな人生をスタートさせる。とても幸せだけど、とても悲しくもあるね」

 この日の試合では先発すると、チームの3点目をアシストした。「夢みたいだ」と言うラウルは「チームメイトやクラブ、サポーター全ての人にありがとうと言いたい。とても幸せだし、コスモスは僕の心の一部なんだ」と話している。

 チームメイトでNYコスモスのキャプテンを務めるDFカルロス・メンデス(34)は、ラウルとセナがクラブを去るにあたり、「彼らは正真正銘の真のプロだった。日々の練習に必死に励み、これまでの経験をチームに伝えてくれたんだ。マルコスとラウルの代わりはいない。来年のロッカールームは大きく変わるだろうね」と語っている。

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