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ベンゼマ、無罪を主張 「犯人みたいに扱われている」

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 レアル・マドリーFWカリム・ベンゼマは、同じフランス代表のリヨンMFマシュー・バルブエナに対する脅迫の疑いをかけられた一件について、フランス『TF1』のインタビューに応じた。

 ベンゼマはバルブエナの恐喝に関与した疑いで先月4日に身柄を拘束され、法廷での証言に応じた。フランスのマニュエル・ヴァルス首相も苦言を呈していたところだ。

「メディアの残忍さについて話したかった」とインタビューに応じた理由を述べたベンゼマは、首相に非難された件について「冷酷だ」と話す。「僕は犯人みたいに扱われている」と、現状を嘆いた。

 事件については、こう説明した。

「シンプルだ。僕は彼のビデオがあると聞いて、それを彼に伝えた。彼のことを助けられると伝えたんだ。リヨンに友達がいるからね」

「お金を要求した? ありがたいことに、良い生活をさせてもらっている。誰かを助けるときに、見返りを求めるつもりはない」

「僕は恐喝した人たちを知らない。唯一の知り合いが、(ベンゼマの幼い頃からの友人とされる)カリム・ゼナティだ。彼には過去がある。刑務所に入っていた。だけど、新しい生活を始めたんだ。周りは僕の取り巻きについて話すけど、僕は誇りに思うし、誠実だ」

 ベンゼマとゼナティの電話での会話は、捜査の一環として確認されている。

「バルブエナに伝えた日、彼は僕に感謝していた。だが、ゼナティとの電話による会話は残念だ。僕たちは笑ってしまったからね。それは理解できるものだと思う。自然に起きたことなんだ」

 いずれにしても、悪事には加担していないと強調した。

「なぜ拘留されたのか、理解できない。僕は無実で、ウソなんて言っていない。すべてが良い形で終わり、僕たちがフランス代表に戻って、EURO2016で優勝できたらと思っている」
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