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負傷者出るも交代枠使わず…10人で終えたバルサ「敬意を欠いたわけではない」

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[12.2 コパ・デル・レイ4回戦第2戦 バルセロナ 6-1 ビジャノベンセ]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の4回戦・第2戦が2日に行われ、昨季王者のバルセロナはホームでビジャノベンセ(3部)に6-1で快勝した。第1戦はスコアレスドローで終えており、2戦合計6-1としたバルセロナが勝ち上がりを決めた。

 FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマール、MFアンドレス・イニエスタら主力を温存したバルセロナ。FWムニル・エル・ハダディが2得点を挙げると、FWサンドロ・ラミレスはハットトリックを達成。若手が躍動しての勝利となった。

 先制点を決めたDFダニエウ・アウベスを前半で代えた以外は、交代枠を使わなかったバルサ。6-1で迎えた後半残り10分の時間帯にはDFジェレミー・マテューが足を痛め、自ら歩いてベンチへ退くシーンがあったが、代わりの選手は投入せず。10人で戦いきった。

 クラブ公式サイトによると、ルイス・エンリケ監督は「マテューにリスクを負わせないことを決めた」と明かし、「交代枠が余っていたのに使わなかったのは、ビジャノベンセへの敬意を欠いたわけではない。だが、残り10分で、あれだけ気温が低い中でスアレスやネイマール、イニエスタなどを出して、負傷させるリスクを犯すことはできなかった」と説明した。

 また指揮官はメッシの状態についても言及。「メッシはベルナベウで30分、ローマ戦、ソシエダ戦では、90分プレーした。絞り切りたくない。多くのプレー数をこなしたし、休息する必要があった。彼は最高の状態にある」と話している。

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