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J3降格の大分・柳田監督が辞任「心よりお詫び」

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 J3降格が決まった大分トリニータは7日、柳田伸明監督の辞任を発表した。

 柳田監督はクラブの公式サイトで「今季の成績不振、J3降格に伴い監督を辞任いたします」とコメントを発表。「厳しい戦いの中、最後までチームを応援していただいた皆様には、期待を裏切ることになってしまったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 大分は6月に田坂和昭前監督を成績不振により解任。強化・育成部長だった柳田氏が代行監督を務め、7月から正式に監督に就任した。しかし、チームを立て直すことができず、レギュラーシーズンを21位で終えると、J2・J3入れ替え戦で町田に敗れ、J1経験クラブとして初のJ3降格が決まった。

 08年にはナビスコ杯を制し、J1でクラブ史上最高の4位と躍進したが、翌09年にJ2降格。12年にJ2で6位に入り、J1昇格プレーオフを制してJ1復帰を果たしたが、13年はJ1で最下位に沈み、わずか1年でJ2に逆戻りとなった。

 3年でJ1からJ3まで降格することになった大分。柳田監督は「来季はJ3で戦うことになりますが、必ず1年でJ2に戻り、近い将来またJリーグで輝く存在になると信じています。サポーターの皆様には、今後も大分トリニータに対する声援をよろしくお願いいたします」と述べている。

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