beacon

ホンジュラスで悲劇…代表選手が何者かに射殺される 五輪や親善試合の日本戦にも出場のMFペラルタ

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ホンジュラスで痛ましい事件が発生した。同国代表選手だったMFアーノルド・ペラルタが何者かに射殺されたことが伝えられている。ペラルタは26歳だった。

 ホンジュラス保安省による発表として各国メディアが伝えたところによれば、ペラルタは故郷の都市ラ・セイバのショッピングセンター駐車場で遺体で発見されたとのことだ。

 犯人は特定されておらず、動機も不明。所持品を奪われてはおらず、強盗ではないとの見方が伝えられている。

 ホンジュラスではギャングによる犯罪が横行し、世界で最も治安の悪い国の一つだとされている。殺人事件発生率は人口10万人あたり年間約90件に上り、日本の約300倍にもなる計算だ。

 ペラルタは2011年に22歳でホンジュラスA代表にデビュー。2012年ロンドン・オリンピックでは同グループだった日本との対戦にも交代出場していた。

 2014年ブラジル・ワールドカップでは当初23名のメンバーに招集されたが、その後負傷のため欠場を強いられることになった。日本代表がホンジュラスに6-0で大勝した同年11月の親善試合には交代で出場。A代表で計26キャップを記録していた。

 クラブレベルでは、2013年にスコットランドのグラスゴー・レンジャーズに加入。破産により下部リーグからの再起を強いられている名門を3部から2部に引き上げるのに貢献した後、今年1月に母国のクラブへ戻っていた。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP