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再現なるか、岡崎vsソン・フンミン レスターがトッテナムとFA杯で激突

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 この段階での実現は、もったいないといってもいいかもしれない。FA杯3回戦で、トッテナムレスター・シティが対戦する。プレミアリーグのトップ4同士の激突だ。

 両チームは10日、トッテナムのホーム、ホワイトハートレーンで対戦する。今季はリーグ戦ですでに1度対戦し、1-1で引き分けている。

 両チームとも今後の連戦に向け、選手の入れ替えをするかもしれない。その中で、岡崎には出場の機会がめぐってくる可能性がある。

 レスターのクラウディオ・ラニエリ監督は、エースFWジェイミー・バーディの欠場を明言。そけい部の簡単な手術を受けたバーディはリーグ戦には戻ってくる予定だが、「長く彼を失いたくない」(ラニエリ監督)とFA杯は休ませる方針だ。何しろ、FA杯の3日後には、またもトッテナムとリーグ戦で対戦するのだ。

 岡崎にとってはチャンスだ。12月にリーグ戦で1点を挙げたものの、いまだベンチスタート、あるいは出場なしと、確固たる地位を築くには至っていない。バーディはコンビを組む相手であり直接のライバルではないが、存在感を見せつける絶好の機会だ。

 トッテナムは、ラニエリ監督にとって見習うべきチームでもある。会見では、こう語った。

「素晴らしい選手がそろっているから、トッテナムと対戦するのは難しい。彼らはファストチームもセカンドチームも変わらない。若手とベテランをうまく組み合わせている。彼らの例をなぞりたい」

 その若きトッテナムの一員が、ソン・フンミンだ。岡崎と同じく、昨年夏にブンデスリーガからプレミアリーグへと戦いの場を移した。ドイツでの顔合わせが、イングランドで再現されるかもしれない。

 ソン・フンミンもまた、頭角を現していきたいと願う一人。FA杯3回戦は、アジアのファンにとっても興味深い一戦になるかもしれない。

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