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JFA会長選落選の原博実専務理事がJリーグに転籍、JリーグNo.2に…ハリル監督らにも知らせず発表

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 Jリーグは23日、理事会を開催し、理事、監事、特任理事候補者の内定を発表した。日本サッカー協会(JFA)で専務理事を務めていた原博実氏が、空席となっていた副理事長のポストに就く。3月9日の社員総会で正式に決定する。

 Jリーグ初のNo.2ポストの誕生だ。原氏は大仁邦彌会長の任期満了に伴うJFAの会長選に出馬。しかし、田嶋幸三氏との決選投票の末に落選していた。

 理事会後に会見した村井満チェアマンによると、原氏はJFAからの転籍になるという。「バイスチェアマン」としての活躍に期待を寄せ、「Jリーグとしては大変ありがたかった」と原氏の決断に感謝を示した。

 原氏も記者団の取材に応じ、経緯を説明。急きょの発表であり、内密に進められていた人事であることを強調。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督ら協会スタッフ、さらには家族にもほとんど伝えずに発表の日を迎えたと話した。

 JFAは大仁会長、田嶋副会長の連名で書面でのコメントを出し、原氏には「新体制においては理事として共にやって頂きたいとのオファーをしておりました」と説明したが、これについて原氏は「どちらかというと僕の得意なところというよりは、(Jリーグのオファーと)比べたら、(Jリーグの方が)はるかに僕の専門とする分野だと思った」。JFAは3月9日付で辞職することになるという。

「いろんな人が聞いて驚いていると思う。協会の人には明日ゆっくり、話はしたい。Jリーグの中でも知っていたのは村井さんとか何人かだけだった」

 会長選に落選したタイミングでの転籍となったが、「僕は選挙戦に出たことを全く後悔していない」とキッパリ話した。「こういう仕事がくるというのは、タイミングが合ったのかなと思う。協会を逃げたのではなくて、日本サッカーのために、サッカーを地方から、クラブから変えられるように頑張りたい」と意欲的に語った。

(取材・文 児玉幸洋)


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