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ネイマール招集問題、話し合いを継続も…ブラジル連盟の希望はリオ五輪?

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 コパ・アメリカか? リオ五輪か? あるいは両方か? バルセロナのブラジル代表FWネイマールの今夏の招集問題は、まだ結論が出ないようだ。ブラジル連盟のゼネラルコーディネーターを務めるジウマール氏が、今後も話し合いを継続すると明かしている。

 シーズン終了後の6月のコパ・アメリカと、8月のリオ五輪について、ネイマールは両方に出る意欲があるとされる。しかしバルセロナ側はオフが短くなることなどから難色を示しており、ルイス・エンリケ監督も配慮しなければならないという考えを示していた。

 先日は両大会で指揮を執るブラジル代表のドゥンガ監督が、バルセロナを訪問して話し合いが行われたが、まだ結論は出ていないという。スペイン『スポルト』が、ジウマール氏のコメントを伝えている。

「シーズン中かシーズンオフかに関係なく、ネイマールはいつもプレーしたい。誰でも知っていることだよ。彼は我々が招集したいと考えていることを、本当に喜んでいる。しかし、彼はどちらの大会に出たいのか、いかなる選択もしなかった。我々がどうするのか、すべての関係者にとって何がベストなのか、様子を見てみよう」

 一方でジウマール氏はブラジル連盟が、少なくともリオ五輪には招集したい考えを持っていることを示唆した。

「(コパ・アメリカへの招集について)我々は技術的な見地から分析する。その上で代表チームと、バルセロナと話し合うよ。深く考えるが、選手の利益は守る。すべての関係者が満足するために、あらゆることをするよ」

「(リオ五輪について)我々は23人の選手を選ばなければならないが、そこにネイマールが入りたいと望んでいると信じているよ。我々はもう一度、バルセロナと話し合う。他の選手も絡んでくるので、ネイマールだけの問題ではないからね」

 ブラジルにとって五輪での金メダルは悲願で、地元開催は最大のチャンスだ。いずれにしても母国の期待を背負うネイマールの招集問題は、どのように決着するのだろうか。
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