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[MOM1732]慶應義塾MF周藤悠高(2年)_DFからSH転向、突破力武器に逆転勝利導く

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.23 アンダーアーマーチャレンジカップ予選Group B第1節 慶應義塾高 4-1 長崎日大高 富士緑の休暇村]

 大会直前にDFからSHへポジションを変更したという慶應義塾高MF周藤悠高(2年)が同点ゴールを決めるなど、チームの逆転勝利に貢献した。

 0-1の前半11分、周藤は左サイドを突破したMF柿沼亮祐(2年)のクロスに反応して同点弾。その後も「武器は突破とクロスです。SHの方がより攻撃に専念できる」というMFはDF2人の間を強引に抜けだすなど縦への鋭い突破でチャンスメークし、試合後は「前半は得点できて、後半もチャンスに絡めたと思います」と納得の表情を見せていた。

 DF時代よりもゴールに近づいたことで「突破はやっぱり武器にしていきたい。相手に怖れられる選手に」というMFは攻撃面で持ち味を発揮できるようになった。あとは「お互いのイメージが合わないっていうところが結構あるので、4月に向けて合わせていきたい。(それができれば)もっとボールを支配してゲーム自体を支配できると思います」と語ったように連係面を高めていくこと。そしてサイドを個人、グループで破ってチームにひとつでも多くのゴールをもたらす。

 好きな選手について「スティーブン・ジェラードです。キャプテンシーと闘争心を全面に出すところ」という周藤。元イングランド代表主将のように闘争心を表に出して戦い、目標である「結果を残したい」を毎試合クリアする。

(取材・文 吉田太郎)
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