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[UAチャレンジカップ]長崎日大の反撃封じた明秀日立が2連勝

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[3.23 アンダーアーマーチャレンジカップ予選Group B第2節 長崎日大高 0-1 明秀日立高 富士緑の休暇村]


 全国の強豪7校と韓国の名門・彦南高が優勝を争うアンダーアーマーチャレンジカップ2016 SPRINGは23日午後、第1節に続き、第2節も行った。初戦を白星で飾っている明秀日立高(茨城)が1-0で長崎日大高(長崎)を破り、2連勝とした。

 明秀日立は前半16分、FW高野大樹(2年)が右足ミドルを叩き込んで先制。MF大野拓朗(2年)とMF篠崎圭人(2年)のダブルボランチがそれぞれワンツーで局面を突破するなど攻める明秀日立は29分にもMF橋本光希(2年)がドリブルからスルーパスを出し、抜けだしたFW岡本和馬(2年)がラストパスを狙うなどチャンスをつくる。

 対して慶應義塾高との初戦終了20分後の2連戦となった長崎日大は、CB内田大貴(2年)が「自分たちのミスから失点してしまって回す位置が低かった。CB同士で連係とれていなくてラインがバラバラだった」と反省したものの、CB島田拓也(2年)やMF松岡稜人(2年)がボールを奪い取ってMF濱優誠(2年)を軸としたパスワークで攻め返す。そして後半はショートコンビネーションで最終ライン突破を図る長崎日大がチャンスの数を増やした。特に10番FW橋本雄太がスペースへの力強い動きでゴールへ迫る。

 だが、33分にカウンターから迎えたチャンスを明秀日立CB有金理久(2年)に阻止されたほか、PAまで運んだボールをFWからコンバートされたばかりのCB松永健太(2年)にインターセプトされるなど最後のところで崩しきることができず。「余り経験がないのでコミュニケーションを上手く取って連係で取るように意識していました」という松永のポジショニングのいい守備やMF前川翔梧(2年)の非常にしつこいDFも効いていた明秀日立が1-0で勝利した。

[写真]前半16分、明秀日立のFW高野が先制の右足ミドル

(取材・文 吉田太郎)
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