[5.3 欧州CL準決勝第2戦 バイエルン 2-1 A・マドリー]

　3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦でバイエルンに1-2で敗れたアトレティコ・マドリーだが、2試合合計スコアを2-2としてアウェーゴールで上回り、2年ぶりの決勝進出を決めた。

　序盤からバイエルンに押し込まれる展開となったが、集中した守備で簡単にはゴールを割らせず。0-1と1点を先行されて迎えた後半9分には鮮やかな速攻からFWアントワーヌ・グリーズマンがネットを揺らし、貴重なアウェーゴールを記録。後半29分に再びバイエルンにゴールを奪われたものの、その後は追加点を許すことなく準決勝を突破した。

『uefa.com』によると、チームを率いるディエゴ・シメオネ監督は「これまでのサッカー人生で戦ってきた中で最強のチームと戦ったが、私たちはプレッシャーに耐えて得点した。我々が成し遂げたことは驚異的だよ。欧州のビッグ3のうち、2チームを破ったわけだからね」と準々決勝のバルセロナに続き、バイエルンを撃破したことに喜びを表した。

「我々の快進撃はフロックではないよ。チームとしてしっかり成長できている。若手が多いけど、クラブが一丸となり、選手たちはチームに溶け込んでいるんだ」

　マンチェスター・シティとレアル・マドリーの勝者と5月28日に行われる決勝で対戦することになるが、「次は決勝だが、また勝ちたいね」と初の欧州制覇に意気込みを示している。

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