beacon

ファーディナンド、ファン・ハールの若手積極起用を評価も「自分の哲学の信頼が破滅を招いた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 マンチェスター・ユナイテッドは23日、ルイス・ファン・ハール監督の退任を発表した。同クラブに13-14シーズンまで在籍したリオ・ファーディナンド氏が、ファン・ハール監督の退任について語っている。英『メトロ』が報じた。

 ユナイテッドは2014年5月、オランダ代表を率いていたファン・ハール監督がブラジルW杯後に指揮官に就任することを発表。契約は3年間だった。2シーズン連続で大型補強を敢行したにも関わらず、タイトルはFA杯のみで、今季はプレミアリーグ5位に終わり、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃していた。後任はジョゼ・モウリーニョ氏が有力視されている。

 ファーディナンド氏はFWマーカス・ラッシュフォードなど若手を抜擢するというクラブの伝統は守ったことは評価しつつも、自身の哲学が首を絞めたとファン・ハール監督の退任を分析する。「リスペクトする部分もあるが、彼の自分の哲学への断固とした信頼が彼の破滅を招いてしまった。成功と、攻撃的かつスピーディー、アグレッシブ、イマジネーション豊かなスタイルがユナイテッドの要求するものなんだ。残念ながら、彼はどちらもクラブにもらたすことができなかった」と語っている。

●プレミアリーグ2015-16特集

TOP