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漂う大物感…初ゴール神戸ルーキー18歳中坂がヒロインで天然発揮

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[5.25 ナビスコ杯A組第6節 神戸4-0名古屋 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸は25日、ノエビアスタジアム神戸で名古屋グランパスに4-0で快勝し、3年連続ナビスコ杯決勝トーナメント進出を決めた。

 今季より下部組織から昇格した背番号31が、試合の流れを引き寄せた。前半10分、MF中坂勇哉はFWレアンドロのロングパスで右サイドにあった裏のスペースに走り込むと、前に出たGK荻晃太より先に触ってループシュートを決める。プロ初ゴールは4発が決まったゴールラッシュの口火を切るゴールになった。

 試合でも存在感を見せたルーキーだが、初めて立ったヒーローインタビューでも独特のリズムで周囲を慌てさせた。「緊張しています」と初々しい返答に終始した中坂。最後にインタビュアーから「ニューヒーロー賞も狙ってください」と声をかけられると、「え!?どういうことですか?」と目が点になる。

 ニューヒーロー賞は23歳以下の選手に贈られ、ナビスコ杯の新人王と位置付けられている賞。過去にはMF長谷部誠やFW宇佐美貴史らが受賞しており、そのまま日本を代表する選手に羽ばたいたプレーヤーも多い。

 若手に与えられる賞だと説明を受けても、「ありがとうございます。うれしいです」と会話が成立しない天然ぶり。最後は何とか理解したようで、「頑張ります」と苦笑いを浮かべた18歳。大物感はすでに歴代ニューヒーロー賞受賞者に引けを取らない!?


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