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過密日程解消へ一歩前進 FAカップ準々決勝での再試合廃止が決定

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 イングランドサッカー協会(FA)は、2016-17シーズンよりFAカップ準々決勝における再試合を廃止することが承認されたと公式サイトにて発表した。

 他国の一般的なカップ戦とは異なり、FAカップの準々決勝までのラウンドでは最初の対戦が90分間で引き分けに終わった場合、延長戦を行わず後日に再試合を行う方式となっている。ホームとアウェーを入れ替えての再試合も引き分けに終わった場合のみ延長戦、PK戦が行われる。

 リーグカップ(キャピタル・ワン・カップ)の存在も含め、イングランドにおける過密日程の一因となっていたが、来季より準々決勝のみ再試合を廃止。90分間が同点に終わった場合、そのまま延長戦、PK戦で決着をつけることになる。

「伝統と歴史を全面的に尊重した上で、この新たな発展によりFAカップは世界的に名高く愛される大会というステータスを維持することができる」とFAのマーティ・グレンCEOは方式変更についてコメントを述べている。
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