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[国際親善試合]スペインはノリート2発&ペドロ弾で10人のボスニア・ヘルツェゴビナを撃破

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 国際親善試合が29日に各地で行われた。スペイン代表はボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦し、3-1で勝利した。セルタに所属するFWノリートの2得点などで3発奪って勝利を手にした。

 試合が動いたのは前半11分、左CKから展開しての左クロスはDFに頭で跳ね返されたが、これを拾ったノリートがPA左で前進して右足シュート。対角線に豪快に蹴り込んだボールはポストの内側を叩き、ゴールイン。スペインが先制した。

 さらに前半18分には追加点。右サイドからの攻撃は相手に跳ね返されたが、PA内右で相手選手が処理にもたついたところを奪い返す。受けたノリートが冷静にGKの位置を見極めるとループシュートを決めた。2-0に突き放した。

 前半29分にはボスニア・ヘルツェゴビナが食らいつき、1点を返す。右CKからDFエミル・スパヒッチ(ハンブルガーSV)が頭で決めた。1-2に詰め寄る。

 勢いに乗り、追いつきたいところだったが、前半終了間際のアディショナルタイム1分、サイドライン際の攻防から小競り合いに発展。この日1得点のスパヒッチが後方から駆けつけると、DFセサル・アスピリクエタ(チェルシー)の顔を手で払いのける。これによりスパヒッチはレッドカード。ボスニア・ヘルツェゴビナは10人での戦いを強いられた。

 後半に入ってからは、なかなかスコアは動かない。それでも後半アディショナルタイム4分にスペインが試合を決定付ける3点目。ゴール正面から攻め込んだFWイニャキ・ウィリアムスがPA手前正面からミドルを狙う。GKに弾かれたが、こぼれに反応したのはフェイスマスクをしたMFペドロ・ロドリゲス(チェルシー)。ゴール前右、角度のない位置でワンバウンドしたところを右足で押し込んだ。

 このゴールで試合を締めたスペインが3-1で勝利。EURO2016へ向けて、着実に準備が進んでいることを示した。

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