beacon

カシージャスが『ランボー』に込めた意味は? スペイン代表引退を示唆か

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユーロは出場なく終了。35歳守護神の決断は…?

 スペイン代表GKイケル・カシージャスは、代表チームからの引退を示唆したのだろうか。『ツイッター』でファンへの感謝の思いを表すとともに、映画『ランボー2 怒りの脱出』のラストシーンの動画を投稿したことで、その意味についての憶測を呼んでいる。

 現在35歳のカシージャスは、2000年に代表チームにデビューして以来、長年にわたってスペイン代表の守護神としてゴールを守り続けてきた。今月1日に行われた韓国代表との国際親善試合では、欧州で歴代単独最多となる167キャップを記録している。

 だが、ビセンテ・デル・ボスケ監督はユーロ2016でダビド・デ・ヘアを正GKに起用。チームが決勝トーナメント1回戦イタリア戦に敗れたことで、カシージャスは1試合も出場することなく大会を終えることになった。

 カシージャスの長年の貢献に対し、スペインのファンが#GraciasCasillas(ありがとうカシージャス)というハッシュタグで感謝を表したことに対し、同選手は次のようなツイートで返答している。

「ファンのみんなが#GraciasCasillasで示してくれる愛情を感じられるのは誇らしいことだ。今もこれからもずっと、全員がスペイン代表とともに」

 さらにカシージャスは『怒りの脱出』のラストシーンの動画を添えた。戦いを終えた主人公ランボーがトラウトマン大佐に別れを告げる場面で、「国のために命を捧げる」「我々が国を愛するように国も我々を愛してほしい」などの会話が交わされている。自身をランボーに重ね合わせ、代表チームでの戦いを終えたことを示唆しているのだろうか…?

●EURO2016特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP