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さらに繊細なボールタッチを…あらゆる面で進化した『マジスタ2』が登場

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 ナイキが革新的な新フットボールスパイク『マジスタ2』を発表した。抜本的に見直されたデザインは従来のスパイクの印象を変えただけでなく、ピッチ上で感じる印象やボールタッチも一新。繊細な動きに対しても足をしっかりサポートし、脳とボールの間の“距離”をさらに近くした。

 デザインを手がけたフィル・ウッドマン氏は、手や指のしわ・指紋が、濡れた表面や道具をしっかりつかむために進化した結果だという仮説に興味を持ち、「もし足の最優先の使用目的がフットボールであったのなら、進化の過程でどのような適応が起こるのだろうか」と考え、『マジスタ2』を制作した。

「ボールをよりよく感じられるようにすることで、プレイヤーは自信を持って、余計なことを感じずにピッチで創造的なプレーができるようになる」と話すウッドマン氏は、ナイキスポーツ研究所(NSRL)の協力の下、ボールコントロールの際、足のどの部分が頻繁に用いられているかを研究。3D印刷を使ってさまざまな大きさの隆起やくぼみをつけた試験用アッパーを製作し、最もボールにタッチする部分を4.55mm隆起させ、しっかりとボールタッチできるようにした。

「これまではアッパーの上から素材を加えてきたが、これからはアッパーそのものを立体的にすることができる」。緑から黄色、オレンジ、赤と流れるようなカラーリングは、ボールタッチのヒートマップを重ねたデザインで、足首から足先までスムーズな足の動きを実現する。

 形状は足首の骨の形になじむように作られており、シューレースの下に薄めのパッドをつけることで、ボールタッチの多い箇所をしっかりと包み込んでいる。さらに、かかとを安定させるヒールカウンター部材を内側から配し、スパイク内の足の安定感も高めた。スタッドの配置も特徴的で、母指球の周囲にV字のスタッドを配置。足を回転させる動きをサポートし、加速のための半円柱系のスタッド、かかとの安定感向上とスピードを止めるためのスタッドも配置されている。

 あらゆる面で進化した『マジスタ2』 は、NIKE.COMで本日27日、一部専門店では明日28日より発売される。

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