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ミラン、監督と口論報道のエースFWが途中出場で決勝点 試合後には抱き合って喜ぶ

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口論が伝えられた両者だが、試合後には抱き合って勝利を喜んだ

[9.16 セリエA第4節 サンプドリア0-1ミラン]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは16日、敵地でサンプドリアと対戦し、1-0で勝利した。スコアレスで迎えた後半40分に途中出場のFWカルロス・バッカが決勝点を挙げた。ミランは連敗を2で止め、開幕戦以来の今季2勝目を挙げた。なお、本田は出番なしに終わっている。

 ビンチェンツォ・モンテッラ監督との口論が報じられたエースが結果を残した。現地メディアによると、“事件”は練習場で勃発。サンプドリア戦に向けた調整を続ける中で、運動量を求めるモンテッラ監督がバッカに改善を求めるように要求。このことがきっかけで、口論に発展。モンテッラ監督は、サンプドリア戦でバッカをスタメン出場させることはなかった。

 しかしエースは、プレーで雑音を振り払う。後半19分から登場すると、同34分のシュートはGKの好セーブ、そしてゴールポストに嫌われたが、同40分、MFスソのスルーパスから右足でゴールネットを揺らし、今季4点目で勝利に導いた。

 試合後にはモンテッラ監督とバッカは、抱き合って勝利を喜ぶ姿が見られた。『ミランニュース』によると、バッカとの関係について問われた指揮官は、「すべてを公然の場で話すことはできないが、すべてはコントロールされており、正常な状態にある」と問題がないことを強調した。


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