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大宮バス進路妨害の川崎Fサポは5試合入場禁止…2名に1試合入場禁止、12名を厳重注意

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川崎フロンターレ大宮アルディージャが違反行為を行ったサポーターに対する処分を発表した

 大宮アルディージャ川崎フロンターレは24日、17日にあった両クラブサポーターによるトラブルについての処分を発表した。

 17日に熊谷陸上競技場で行ったJ1第2ステージ第12節の大宮対川崎F戦において、試合後に川崎Fサポーターによる大宮の選手バス出庫の妨害行為が発生した。川崎Fによると、サポーター10数名がブーイングや拡声器によるサイレン音、また罵声を発する妨害行為を行い、中でも1名はバスの前に飛び出して、進路を妨害したのだという。その他にもバスの進路を妨害する棒のようなものが飛び込んできたことも確認されている。

 そして一連の行動に反発した大宮サポーターに対し、今度は川崎Fサポーターが応戦。もみ合い寸前になったのだという。幸い、クラブスタッフや警備スタッフの制止により、人的被害に繋がることはなかったが、両クラブはJリーグ全体で禁止されている行為であると判断。Jリーグで定める統一基準に照らし合わせて、違反者への罰則を決定した。

 まずバスの前に飛び出した違反者1名に対しては最も重いリーグ戦5試合の入場禁止処分。これは今季のリーグ戦残り全試合の観戦が許されない処分となる。そして、大宮サポーターともみ合い寸前となった違反者2名には、次節25日の横浜FM戦の入場禁止処分のみが科された。

 その他にも妨害行為等を行った違反者は12名いたとし、こちらには厳重注意をしたとのこと。まだ詳細が判明している事象もあることから、両クラブは引き続き事実確認を進めていくとしている。

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