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「岡崎はお金を入れれば動く機械じゃない」…レスター監督は疲労を心配

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ひたむきな姿勢で再び出番を得ているFW岡崎慎司

 レスター・シティに所属する日本代表FW岡崎慎司への評価はここ数週間上がり続けている。チームを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は岡崎に対して確かな信頼を語りながら、大事にする姿勢を見せた。イギリス『レスター・マーキュリー』が報じた。

 岡崎はシーズン序盤こそ、FWイスラム・スリマニの加入などでベンチの隅に追いやられていたが、そのひたむきな姿勢とハードワークで、出番を徐々に増やし、チームの復調に大きく貢献している。29日に行われたプレミアリーグ第10節のトッテナム戦でも先発出場し、ラニエリは試合後以下のように岡崎を評価している。

「シンジは我々にとって、とても重要な選手だ。常にハードワークし、相手にとって脅威となりながら、我々の中盤を守備で助けることができる。彼を起用しなかったときに気づいたよ。シンジと(エンゴロ・)カンテという素晴らしい選手を2人失ったとね。今我々のところに一人戻ってきた」

 また、15日に行われたチェルシー戦では岡崎をベンチ外とし、その理由を「(インターナショナルウィークの疲れから)岡崎は別人になっていた。別人だ」とジョークを飛ばしながら説明したラニエリは、トッテナム戦後に再びそういった可能性について言及している。

「シンジにだって休みは必要だ。お金を入れれば動き出す機械じゃないんだからね。(ジャマイカ代表の)ウェズ・モーガンと同じくシンジは世界中を飛び回る。シンジだってエネルギーを失うし、インターナショナルウィークの後は本物のシンジではなくなる」

 岡崎の重要性を理解しているからこそ、負担をかけたがらないラニエリ。今後の出場機会にはどのように影響することになるのだろうか。

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