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オーバメヤンが名誉挽回の4発!!香川欠場ドルトが高徳ボランチのHSVを5発粉砕

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1試合4ゴールを記録したFWピエール・エメリク・オーバメヤン

[11.5 ブンデスリーガ第10節 ハンブルガーSV2-5ドルトムント]

 ブンデスリーガは5日、第10節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でDF酒井高徳所属のハンブルガーSVと対戦し、5-2で快勝した。前節のシャルケ戦で足首を打撲した香川は2日の欧州CLスポルティング・リスボン戦に続いて公式戦2試合連続のベンチ外。酒井は公式戦3試合連続でダブルボランチの一角として先発し、後半25分からは右ウイングバックでプレーした。

 3-4-3のシステムでスタートしたドルトムントは前半4分、左サイドを突破したMFクリスティアン・プリシッチのマイナスの折り返しをMFエムレ・モルが左足でシュート。GKが弾いたボールをFWピエール・エメリク・オーバメヤンが左足で押し込み、幸先よく先制点を奪った。

 チームの規律を破った懲戒処分としてスポルティング・リスボン戦でメンバー外となったオーバメヤンの名誉挽回弾。前半23分には相手のバックパスを奪ったモルのラストパスをオーバメヤンが右足で流し込み、2-0とリードを広げた。

 前半27分にも相手のロングボールをDFマルク・バルトラがヘディングで跳ね返すと、これが相手最終ラインの背後に抜け、フリーで抜け出したオーバメヤンがハットトリック達成となる追加点を奪った。3-0で折り返した後半3分にも相手ゴール前でボールを奪取したプリシッチからパスを受けたオーバメヤンがこの日4得点目。これで今季通算11得点目となった。

 4点を追う展開となったハンブルガーSVも後半10分、MFニコライ・ミュラーのゴールで1点を返す。9月10日の第2節・レバークーゼン戦以来、チームとして実に8試合ぶりの得点。同15分にもMFミハエル・グレゴリチュがゴールネットを揺らすシーンがあったが、直前のプレーでファウルを取られて得点は認められず、後半19分、酒井の左足ミドルもGKにキャッチされた。

 ドルトムントは後半23分、プリシッチとモルに代えてMFアンドレ・シュールレとMFウスマン・デンベレを投入し、両サイドを変更する。同31分にはそのデンベレがダメ押しゴール。5-1と試合を決定づけると、同36分に2失点目を喫したが、そのままタイムアップを迎え、5試合ぶりの勝ち点3を手にいた。一方のハンブルガーSVは今季ワーストの1試合5失点で3連敗。開幕から2分8敗と、いまだ勝利を挙げられずにいる。

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