現ガラタサライMFヴェスレイ・スナイデルが、イタリアのスポーツ新聞『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で、古巣のインテルについて語った。その中で、親しい間柄で知られる日本代表DF長友佑都にも言及している。

　スナイデルは2009～2013年の間インテルに在籍し、2011年に同クラブに加わった長友とは2年にわたって一緒にプレー。その期間内で、日本代表MFからは強烈な印象を植え付けられたようだ。

『ガゼッタ』からミラノでの最高の思い出について問われたスナイデルは、そこで「長友佑都」と返答して「彼はすごい人間だよ」と称賛。「ある日、彼に電話して『トルコでプレーしろよ』と言ったんだけど、『イスタンブッロ(イスタンブールの言い間違い)はどう?』って返して来たのさ」と語り、次のように続けた。

「いや、実際日本人にとって、イタリアで長年生活するのは難しいことだ。まったく別の世界からやって来たわけだし、もちろん最初は言葉なんて話せなかった」

「僕たちは彼のことをサポートしようとした。最初に僕、次にカッサーノが彼を助けたよ。しかし佑都は、長いことインテルに在籍しているね」

　欧州でプレーする日本人選手は、言語が大きく異なることでチームの輪に入りづらいとされている。長友はその人懐こい性格も手伝い、言語の問題を乗り越えられたことによって、インテルに長く在籍できているようだ。

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