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ジダン、観客からのブーイングに「選手には愛情が必要だ…あと監督にも」

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観客からのブーイングに不満のジネディーヌ・ジダン監督

 21日のリーガ・エスパニョーラ第19節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマラガ戦に2-1で勝利した。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、自チームの全得点を叩き出したDFセルヒオ・ラモスを称賛している。

 スペイン『マルカ』がフランス人指揮官のコメントを伝えた。

「決定機を立て続けに迎えるなど良い形で試合をスタートした。しかし、そのすべてのチャンスを決め切れなかったね。セットプレーでセルヒオが何をやってみせるのか、私たちはそのことを熟知しているはずだ。今回は2得点を決めたが、彼の活躍に満足しているよ」

 しかしながらこの試合では、MFルカ・モドリッチ、DFマルセロが負傷。さらなる負傷者が出たことには、失望の表情を浮かべた。

「モドリッチは身体に違和感を抱え、マルセロはモドリッチよりも容体が厳しそうだ。日曜の検査結果を確かめなければならない」

「負傷者が続出していることにはうんざりしている。まだ多くの試合に臨まなければならないのに、もういい加減にしてくれといった具合だ」

 ベルナベウの観客はチームが低調なパフォーマンスを見せていたとして、容赦のないブーイングを浴びせている。この件について問われたジダン監督は、次のように返答した。

「人々はチームにもっと良いプレーを見せてほしいのだろうが、厳しい状況にあるときには我々を後押ししてほしいとも思う。彼らを批判することはない。観客は入場料を払っているわけだし、だからチームに厳しい要求をする。しかしときには、選手たちだって愛情が必要だ。……あと監督にもね(笑)」

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