復活のリバプールが失意のシティに追い打ちをかける?
ジョゼップ・グアルディオラ率いるライバルが相手でも、リバプールは彼らが今季ここまで続けている記録を伸ばしたいことだろう。
ユルゲン・クロップ監督のチームは今季ここまで、自身とともにトップ6と呼ばれる5クラブ、すなわちチェルシー、アーセナル、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、そしてマンチェスター・シティにまだ負けていない。彼らを相手にここまで9試合戦い、19ポイントを稼いできた。そこには12月のシティ戦で積み重ねた勝ち点3も含まれている。
仮に日曜にエティハド・スタジアムで行われる試合に勝利した場合、リバプールはシティに勝ち点を上回り、3位に躍り出ることになる。
シティにとって好材料なのは、レッズのパフォーマンスがシーズンを通して不安定なところだろう。モナコに敗れてシティはCLで敗退を余儀なくされたものの、ここ12試合で4勝しか挙げられていないリバプールよりずっと安定した力を持っている。
また、レッズは多くの負傷者を抱えている状況にある。
MFジョーダン・ヘンダーソンは足のケガで出場できないし、FWダニエル・スターリッジはふくらはぎ、MFオビエ・エジャリアは足首、FWダニー・イングスはヒザ、そしてGKアダム・ボグダンは前十字靭帯を負傷してチームから離脱している。また、FWロベルト・フィルミーノは軽めのトレーニングに参加しているものの、太腿部に違和感があるようだ。決して万全の状態というわけではない。
いい材料があるとするなら、センターバックのデヤン・ロブレンが回復してきたことだろうか。U-23の試合にフル出場し、プレーできる状態にある。彼を失ったリバプールは守備の安定を欠いていただけに、「待望の復帰」といったところだろう。
また、基本的に“開けてみなければ中身がわからない箱”のように当たりハズレが大きかったチームだが、ここに来てアーセナル戦とバーンリー戦で連勝し、白星を重ねることができた。
チャンピオンズリーグでモナコに敗れ、大会から去ることになったチームに比べると、チーム状態で大きく劣っているというわけではない。
両者はなんとしてでも4位以内に入り、チャンピオンズリーグへの出場権を獲得したいはずだ。激しい試合になることは、間違いないだろう。
文=メリッサ・レディ/Melissa Reddy
●プレミアリーグ2016-17特集
ユルゲン・クロップ監督のチームは今季ここまで、自身とともにトップ6と呼ばれる5クラブ、すなわちチェルシー、アーセナル、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、そしてマンチェスター・シティにまだ負けていない。彼らを相手にここまで9試合戦い、19ポイントを稼いできた。そこには12月のシティ戦で積み重ねた勝ち点3も含まれている。
仮に日曜にエティハド・スタジアムで行われる試合に勝利した場合、リバプールはシティに勝ち点を上回り、3位に躍り出ることになる。
シティにとって好材料なのは、レッズのパフォーマンスがシーズンを通して不安定なところだろう。モナコに敗れてシティはCLで敗退を余儀なくされたものの、ここ12試合で4勝しか挙げられていないリバプールよりずっと安定した力を持っている。
また、レッズは多くの負傷者を抱えている状況にある。
MFジョーダン・ヘンダーソンは足のケガで出場できないし、FWダニエル・スターリッジはふくらはぎ、MFオビエ・エジャリアは足首、FWダニー・イングスはヒザ、そしてGKアダム・ボグダンは前十字靭帯を負傷してチームから離脱している。また、FWロベルト・フィルミーノは軽めのトレーニングに参加しているものの、太腿部に違和感があるようだ。決して万全の状態というわけではない。
いい材料があるとするなら、センターバックのデヤン・ロブレンが回復してきたことだろうか。U-23の試合にフル出場し、プレーできる状態にある。彼を失ったリバプールは守備の安定を欠いていただけに、「待望の復帰」といったところだろう。
また、基本的に“開けてみなければ中身がわからない箱”のように当たりハズレが大きかったチームだが、ここに来てアーセナル戦とバーンリー戦で連勝し、白星を重ねることができた。
チャンピオンズリーグでモナコに敗れ、大会から去ることになったチームに比べると、チーム状態で大きく劣っているというわけではない。
両者はなんとしてでも4位以内に入り、チャンピオンズリーグへの出場権を獲得したいはずだ。激しい試合になることは、間違いないだろう。
文=メリッサ・レディ/Melissa Reddy
●プレミアリーグ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com