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カントナ「英雄ラニエリを追い出したレスターの選手は恩知らず」プレミア王者の低迷に言及

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 元フランス代表のエリック・カントナ氏が、イギリスメディア『ザ・サン』で、クラウディオ・ラニエリ監督が更迭の事態となったレスターの選手を非難した。

「ラニエリはそれほど際立った長所のないレスターというチームに歴史的な偉業をもたらした。それなのに、その功績に感謝する姿勢のない選手たちが頑張らなかったせいで、ラニエリは去った。ラニエリは病気の犬のような扱いを受けて追い出されたんだ」とレスターの選手に言及している。

 また、カントナ氏は「レスターが今シーズン、降格圏をさまよっていたが、もともと彼らはその順位が妥当のものだ。英雄ラニエリが去った今、彼らに残ったのはクレイグ・シェイクスピアという無名の監督だけだ」と述べている。

 レスターは2月下旬にラニエリを解任。その後、リーグ戦ではリバプール戦、ハル戦と2連勝を飾ったことで、チーム内に不和があったと指摘する現地メディアもあったが、指揮官シェイクスピアはこの内容の報道を否定していた。

 ラニエリ監督解任となったことでレスターについて辛口に言及したカントナ氏。そのレスターは14日にセビージャとのチャンピオンズリーグの試合、18日には残留争いに向けて負けられないリーグ戦のウエスト・ハム戦が控えている。果たして、指揮官の更迭が吉と出るか凶と出るか、CLベスト8を懸けた大一番のセビージャ戦で真価が問われることになりそうだ。

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