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バルセロナ、逆転優勝が遠のく敗戦…マスチェラーノ「最後まで戦うのは義務だ」

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最後まで諦めない姿勢を示したハビエル・マスチェラーノ(左)とアンドレス・イニエスタ

[4.8 リーガ・エスパニョーラ第31節 マラガ2-0バルセロナ]

 バルセロナは8日、リーガ・エスパニョーラ第31節でマラガと対戦し、0-2で敗れた。これにより、1試合消化が少ない首位レアル・マドリーとの勝ち点差が『3』に広がった。

 直前に行われた試合でレアルがアトレティコ・マドリーとの“マドリード・ダービー”を1-1で終え、勝利すれば得失点差で上回って暫定ながらも首位に立つことができたバルセロナ。しかし、チャンスをいかせず、前半32分に先制点を許すと、後半20分にFWネイマールが2度目の警告を受けて退場。終了間際の後半45分にはトドメの一発を浴び、0-2で完封負けを喫した。

 23日には敵地レアルとの“クラシコ”が控えているが、その試合で勝利してもレアルの方が消化試合が1試合少ない状況だ。バルセロナの逆転優勝は一歩後退した感があるが、クラブ公式サイトによると、MFハビエル・マスチェラーノは「まだクラシコがある。マドリーが勝ち点を落とすかどうかにもかかっている。最後まで戦うのは義務だ。ライバルがどこで勝ち点を落とすかはわからないものだ」とまだ諦めていない。

 MFアンドレス・イニエスタは「一歩後退かどうかはわからないが、チャンスを失ったのはそうだ」と認めつつも「毎回、試合は減っていく。僕らがしなければならないのは、最大限できるところまで近づくことだ。直接対決は間近だ。どうなるかはその時になればわかるだろう」と、“クラシコ”が今季のリーガ王者を決める大一番になると位置づけた。


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